すべてを投げ捨てた俺は、
サクセスか、
のたれ死にしかない。
苦痛さえなければ、
のたれ死にも悪くない。
苦しむのはイヤだ。
理想と現実の乖離で、
人は絶望する。
俺は淡々と生きていきたい。
だが、神がそれを許してくれない。
波瀾万丈な人生。
他者は面白いねと言っても、
当人は、
結構キツイと思っている。
前世も来世も知らない。
今を穏やかに生きたいのに、
いつも、波風が立つ方向に、
俺は進んでいる。
これも、また運命。
一匹狼って、全然カッコよくない。
「孤独」を相棒に旅してるようなもの。
運命に抗うつもりは毛頭ない。
ただ、本能で動くだけ。
でも、誰かが俺を
見守ってくれてることだけは、
実感してるんだ。