知らないうちに呟いていた。

「俺を殺してくれ!苦痛なく。」

多少、酔っていたのもある。

でも心の叫びだったのは紛れもない。

指をパチンと鳴らし、

一瞬で煙のように、

苦痛なく消えることができれば、

大半の人はsuicideを選択することだろう。

「死」は別に甘美なんかじゃない。

太宰や三島に憧れ、

死ぬヤツは勝手に死んでくれ!

怖れ、痛み、残された身内、親しき人への

迷惑や悲しみを憂慮し、

suicideを躊躇ってる人がマジョリティー

俺は本音は救われたいだけなんだ。