抽象的で漠然とした、
不安、悩みを
解消するために、
神はデカイ爆弾を
投下してくれた。

破壊力が凄まじい
爆弾は確かに
輪郭のない、朧げな
苦悩をフッ飛ばしてくれた。

その代償として、
俺は一人のソウルメイトを失った。

俺自身のプライドも傷つき、血の涙が心の臓から
流れた。

モルヒネなみに、取り扱いがヤバイ代物だった。

軽微な痛みを忘れるため、自傷行為に走ったともいえる。

旅立ったソウルメイトに
弔いと感謝の言葉を。

ありがとう。