「時は金なり」と言う。
鬱屈したここ数日を挽回するために、
一見ムダにみえる金の使いかたをした。
自分でもバカだなあと思うし、
賛同する人はいないと思うので
誰にも話してない。
共感を得ようと他人に話しても
失笑されたり、説教を喰らうのが積の山だ。
自分が良きと思ってしたことを
何も事情を知らないヤツに批判されることほど
ムカつくことはない。
例えば寒い夜、酔って本数の少ないバスをじっと待つより、
10倍以上、値段が高くてもタクシーをつかったほうが、
楽だし早く着く。
文字通り、時間を金で買ったわけだ。
今回はそこまで有益な使い方ではないが、
心の底の残滓を一掃するために、
あえて散財した。
これでハッピーになれたからいいんだ。
それが明日への活力となる。
ここ数日の屍のような自分を払拭し、
再生できた。
誰にも理解されなくてもいい。
自分が納得すればいい。
だから今日のことは誰にも言わず、
沈黙を貫く。
でもそのままだと心が立方体に
圧縮されそうだから、
俺はこうして駄文を叩きつけてるんだ。