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いままで生きてきたなかで最強、最高に面白かったラジオ番組は電気グルーヴのオールナイトニッポンだ。
石野卓球とピエール瀧(たまに、メンバーのまりんも参加)の100%全力のおちゃらけトークは疾走感、ばかばかしさ、どこまでマジかジョークかわからん内容は俺がオンタイムで聴きかつ録音してCMをカットして再編集した唯一の番組だ。
とんねるず、デーモン小暮、大槻ケンヂのANNも好きだったが電グルには遠く及ばない。
まだ無名だったシャランQをネタにしたコーナーとか好きだったなあw。
テクノグループなのに芸人より面白く、「To-y」(この漫画の作者の影響でスライダーズにハマった)、「稲中卓球部」同様、俺の根幹の主要養分となっている。
電グルのアルバム「KARATEKA」、「FLASH PAPA MENTHOL」は、いまでも良く聴く。
爆笑問題の漫才は大好きだがラジオはほとんど聴いたことがない。
しかしこの稲川淳二のゲストの回はまさに笑いの神が降臨している。
俺は吉田豪の「人間コク宝」で稲川淳二の一般の人にはあまり知られてないエピソード(松平健と売れない頃ツルんでいた、ケンカっぱやくヤクザを線路に突き落とした、マジでプロレスラーになろうと新日事務所に入団を直訴した等)は周知だったがやはり稲川のしゃべりは面白い。
高田純次も好きだが、こっちの淳二もサイコーw。
(*再生を押してから3分くらい放置したら聴けます)
最近はポッドキャストのおかげで聴き逃したラジオとかおいしいとこだけ聴くことができる。
今、俺のマイブームである水道橋博士の回の「ラジカントロプス2.0」。
この回がとても貴重でかつ興味深いのは番組から出された博士への要望に「いままでメディアで語ったことない話をしてくれ」という条件付ということだ。
だから博士はおちゃらけも最低限に真摯に自分の過去、ビートたけし、太田光、松本人志、東国原知事、マキタスポーツについて語っている。
それに聴き手の植竹公和さん(放送作家、ミュージシャンとしてはベーシストで杏里、角松敏生、片岡鶴太郎等に作詞、作曲を提供している多才な人)がソフトな雰囲気で上手く博士の話しやすい状況をつくっているのも見逃せない。
「水道橋博士のラジカントロプス2.0」
(*再生を押してから3分くらい放置したら聴けます)