好角家 デーモン閣下
昨日、久々にTVで相撲を観たらたまたまデーモン閣下が解説していて狂喜乱舞した。
俺がデーモン閣下のNHKでの大相撲解説を観るのは2回目なのだが切れ味鋭い解説と膨大な過去の記憶や比類なき相撲知識には脱帽する。
俺はANNでは電気グルーヴがダントツに好きだったが、デーモン閣下のANNもほとんど聴いていた。
聖飢魔IIのメンバーであるルークとの掛け合いが好きだった。
「夜霧の横綱審議会」でデーモンが演じる生方藤兵衛＆ぬらりひょん吉が大好きだった。
大徹のテーマ（南野陽子が吹きこんだ「ダダダダ大徹×３ 頑張ってね」のラップ）はいまだに脳内再生余裕だｗ。
俺は聖飢魔IIがデビューする直前、デーモン閣下が広島FMにプロモーションに来たラジオ放送をたまたま聴いてた。
もちろんデビュー前だったのでデーモン小暮閣下の情報も姿も知らなかったのだがアノ喋り方でPRしてたので
「変なヤツじゃのう」
と当時10代だった俺は感じていた。
数年後、閣下が小学生時代は広島で過ごしたと知り親近感をもった。
聖飢魔IIの音楽は好きでも嫌いでもなかったが閣下のANNと相撲雑誌の連載コラムはしっかりcheckしてた。
奇異な外見、玄人肌の相撲知識、ものまね上手い、帰国子女、端的に的を射るコメント、歌上手い、実姉はキャスター（小暮裕美子）、高校・大学の先輩は同じく好角家のやくみつる・・・など閣下のアイコンは豊富である。
エラそうに相撲を語るどっかのスポーツライターより遥かに閣下のほうが知識や相撲に対する愛情は上である。
俺も小学校時代は祖父母と一緒に相撲を観て輪島、麒麟児、富士桜、鷲羽山を応援してた（力士名見ればわかるがオッサンです俺はｗ）。
久々に観た相撲はデーモン閣下とやくみつる（この人は相撲より野球を語る時のほうが好きだ）の解説と空気をわかってる藤井アナのおかげでとても面白かった。
曙のK-1や格闘技での惨敗による相撲最強幻想の崩壊、外国人力士ばっかりの上位、金をとれる大ヒール朝青龍の引退、八百長等、問題点が多い角界だが膿を出し切ったと開き直って面白い取り組みを見せてもらいたい。
ガキのころはよく小学校の砂場で円を描いて相撲してたもんなあ。
今の小学生はどうなんだろう？
