何かを得たときは、別の何かを失ってきた俺の人生。彼女がいるときは、いつも仕事が不調のとき。仕事が上手くいってるときに、彼女がいたためしがない。額の縦皺2本が俺のコンプレックスだ。金があれば整形で取り除きたいよ。それだけ、いままで、しかめっ面で生きてきたせいかなあ。なんかツライほう、ツライほうと、自ら道を選択してる気がする。村上龍鶴見済の言説に感化され、ムリしてアウトサイダー気取りだったときもあった。若気のいたりだった。無頼とかって、演じるものじゃなく、そうせざるをえない何かを心に抱えてる病んだ人の特権だ。天才、横山やすしが暴れてたからといって、凡百の普通の芸人が俺も暴れなきゃと思うのは間違っている。アナーキーな行動が自然の発露じゃないと、まがいものだ。