3年前まで、6年間、営業マンだった。ハードだったけど、今思えば、常にアタマの片隅に今月の数字があった。その反面、そのハードさが俺が傷つき、忌み嫌ってた自分の過去を忘れさせてくれた。鳥居みゆきじゃないけど、ほんと人生ってプラマイゼロだ。ここ2週間くらい精神がかなり悪化してたが、少しは和らいできた。ようやく凪の状態になったのか。3年前、会社をやめ独立した俺。やはり勝負したかったんだ。そして惨敗。思ったのは、努力してもダメなもんはダメということ。そして人に接さないと成長できないということ。あえて孤高を選択し、ローンバトルしたが3年でギヴ・アップしてしまった。タップしたのは仕方ない。俺はマジで去年の大晦日前後、精神的に追い込まれ、死のうとしてたんだから。その状態からみると、かなり回復してきたほうだ。自分の無能さに気づいたので、器に不相応な野望を抱くことは今後ない。3月末に東京を去れば、屍のような人生かもしれない。マジですべてを失った。東京を去れば、あたりまえと思ってたモノも手に入りずらくなる。俺の好きなドトールミラノサンドAも食えなくなる。ドンキどころかコンビニすら近所にない。幽閉され自由もない。近所の嘲笑の対象になるのは必至。俺が、こうはなるまいと思ってた、「車輪の下」のハンス・ギーベラントのような人生そのもの。脳内メーカーでは「悩」一文字だけ埋め尽くされていた。そうかもしれない。身体にハンデがある人でも喜々として仕事や趣味に頑張ってる人もいる。でも俺は自分がダメ人間であることがわかった。努力が報われるとは限らないことに早く気づくべきだった。人生平等じゃないてこともね。アウトサイダーな成功者に憧れ、自分もと野心を抱いたのが間違いだった。妻子と借金がないだけラッキーかも。借金ができる前に撤退したからね。今の俺には、前向きな人生の金言が1番うっとうしい。俺は人生をあきらめている。病気とかで苦しまなければいい。それだけ。こうやって胸の澱を吐きだせるだけ、まだいい。本当に、精神が錯乱したら、それどころじゃない。大晦日はビルから飛び降りようか考えていたんだから。住んでるとこは、23区内では有名な自殺の名所だし。でも少しずつ状況は良くなってきている。もう運命に逆らうのはやめた。イヤ、一連の過去の行動すべてが、この世に生をうけたときからプログラミングされてたのかも。うんざりするくらい十分、紆余曲折してきた人生だけど、それ以上のことが、これからもあるかもしれない。もう、自分にも他人にも期待せず生きていこう。来世はいらないよ。もう無でいい。どの世界でも俺に向いてないし、居場所もないのわかってるから。親が生きてる間はとりあえず生きていよう。やっぱ、自殺はよくないよなあ。そんな勇気もないし。