苦境に立ったとき、毎日がイヤで逃げ出したいとき、そのとき冷静に判断、決断ができれば苦労しない。振り返って、後悔するけど、仕方ないことだと思う。つまらない、それどころか地獄のような毎日を、どうやって楽しくプロデュースするか考えるべきだった。まあ、覆水盆にかえらずだけど。今、BGMはスライダーズの「WANNA DANCE TONIGHT」がPCから流れている。会社にいたとき鶴見済の「檻のなかのダンス」は持ってたけど、「人格改造マニュアル」も買うべきだった。「人格〜」もいまとなればクスリの内容が間違いだらけらしいけど。この世は生きづらい常時、感じてる俺には鶴見済中島義道のようにキレイ事ではなく、顰蹙かうのも平気で、毒とともに本音をズバッと書いてる本が心に効く。「努力は報われるとは限らない」、「世の中、平等でない」・・・・・・。ただ、マイノリティーの御旗の下、毅然とした態度でいれるには経済的基盤が必要。鶴見は大ベストセラーの「完全自殺マニュアル」をはじめとする印税。中島は37まで学生だったらしいが、親、カミさんの援助、そして今は著作も売れてきたし、大学教授の肩書きもある。中島はカミさんと1人息子がいるが関心ないと公言してる。逆にそれは健康的でいいことだと思う。親の期待、願望を子供に託してはいけない。俺は営業6年で様々なことを学んだ。社会のこと、理不尽なこと、人間関係、大義名分、本音を語ると顰蹙をかうこと・・・・・。その6年で俺なりに日々、生きやすくするため、試行錯誤し亀の歩みで進んでいた。イヤなことはせず、あくまで充実感と自分なりの合格ライン。独立後の3年は、人の接さない孤高は、いい部分もあるが、成長できないことを痛感した。俺はやはり、イタイ目をあって初めて学べるタイプなんだ。大昔、スロで食おうとした時期もあった。中古のトロピカーナ7Xを買って、研究した。いつだってそうだ、突飛もないことを始めると、想定外のことが起きる。俺の独立もスロ時代と大差ない勝算で始めたにすぎない。違うのは小金があったことくらいか。どうせ会社に残っていても、想定外のことがあったはず。傷つき、惨敗し、最後は発狂したこの3年は、ある意味、貴重だ。車、テニス、PCとも安泰じゃない浮遊な時期に時間を注いで人並になったもの。嘆かず、かといって無気力にならず、淡々とできることをやっていこう。ただし、夢を見ないことだ。野心を抱かないことだ。何度でも言うよ。来世は生まれかわらない。無でOKだ。頼むぜ、MUSE