今日も相変わらず、俺を襲ってくるregretの嵐。悔恨による自責は、一生つきまとうのか。過去を変えられないのは当然、わかってる。理屈じゃ、わかってるさ!流浪し、艱難辛苦のうえ、居場所を見つけてた6年を、あっさり棒にふった俺。勝算も戦略もなく、若くもないのに荒野に旅立ち、3年で力尽きた。この心から流れる血を受け止めよう。逆に、この悔恨、自責から逃げず、どんな心境かとことん追求してみよう。自虐的な傍観者を演じるのだ。もっと後悔し、自分を責め、過去を恨み、あらゆる環境、要因を呪えばいい。最終的に虚しくなればいい。どうせ脳内が「悩」で埋め尽くされてるのなら、逆に楽しんでやる!小学生の頃から何度思ったことだろう。
「次は上手くやろう。」
結局、上手くいかないんだよね。学習能力がないというか。喜怒哀楽も激しすぎるし。
不器用で要領が悪く、サービス精神旺盛で自爆するとこはオッサンになった今も変わってない。成長してない自分に嘆息しつつ、そのバカさ加減が愛おしかったり。13年前の上京時より悪化した状態で俺は東京を去る。これも運命。齢もとり、体力も衰え、モチベも下がった。デカダンスに憧憬を抱く、ニヒリストと化すかもしれない。益々、内省的に、口数が少なく(元々は、よくしゃべるほう)、閉塞的になっていくことだろう。幸い、守りたいもの、物質的欲望など皆無だ。河岸を変えても好転するとは限らない。ただ、今の俺は移動が必要だ。